本記事の内容
- 「一博」についてざっくり解説
- 「一博 生もと純米生酒」を温度別に飲んだ感想
- 「一博 生もと純米生酒」の個人的評価
記事の信頼性
毎日1合たしなみ、舌を鍛えてますよーー!
国際唎酒師が選ぶ日本酒!銘柄100種類の旅ノート51【一博】
先日、僕はこんなツイートをしました。
「一博 生もと純米生酒」を買いました。滋賀の地酒です。
ここの酒蔵は2000年に一度休業したのですが、当時蔵元の孫にあたる中澤一洋氏が2015年に復活させました。当然、#日本酒 への思い入れは強い。その中でもこの酒は、初めて「生もと」で仕込んだもの。自信作らしい😊温度帯を変えて飲んでみます pic.twitter.com/0Y3lc0gSvP— かず@TOEIC900超え (@kaz_toeic950) October 20, 2020
ここの酒蔵は2000年に一度休業したのですが、当時蔵元の孫にあたる中澤一洋氏が2015年に復活させました。当然、#日本酒 への思い入れは強い。その中でもこの酒は、初めて「生もと」で仕込んだもの。自信作らしい😊温度帯を変えて飲んでみます。
日本酒の旅ノート51は、「一博」について解説します。
日本酒の銘柄「一博」:3分解説
一博は滋賀県の日本酒です。
日本酒ファンの人は知っていると思いますが、滋賀県は美味い地酒の宝庫です。本ブログでも「美冨久」「唯々」「浪乃音」「不老泉」などが登場しています。
そして、この一博。購入した理由は、酒屋さんからこんなことを教えてもらったからです。
生酛は初挑戦
酒屋さんは年初、蔵元から「今年初めて生もとで仕込んだんだ。うまいよ!!」と言われたそうです。
すると間もなく商品化された話を聞き、今回仕入れることにしたそうです。こんなストーリーを聞くと気になりますよね^^
酒米は、吟吹雪を使用しています。
吟吹雪とは
「山田錦」を母、「玉栄」を父として交配した酒造好適米、吟醸酒に適しています。米本来の旨味と程よい吟醸香が特徴です。
日本酒の銘柄「一博」:蔵元情報
1948年創業、中澤酒造有限会社が蔵元です。
実はこの蔵、現蔵元である中澤一洋氏の祖父により2000年に一度休業しました。1999年に発泡酒が大流行した影響で、日本酒の消費量が落ち込んだことが原因でした。
この時、一洋氏に「うちに来るか?」と声をかけてくれたのが、畑酒造です。
3年後には自身の銘柄「一博」を畑酒造で立ち上げさせてもらう経験を経て、2015年ついに自社蔵を復活させることになりました。
■銘柄「一博」の由来
名称 | 中澤酒造有限会社 |
創業 | 1948年 |
住所 | 滋賀県東近江市五個荘小幡町570 |
電話番号 | 0748-48-2054 |
年間数量 |
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「一博 生もと純米生酒」を飲んだ感想
ジャケ写真です。
『日本酒ガールの関西ほろ酔い蔵さんぽ』の著書である、松浦すみれ氏のイラストが彩りを添えます。
キャップと裏ラベルの写真です。
冷酒でいただく
フレッシュな香り、控えめです。ひと口いってみます。
つづいて涼冷え(15℃)でいただく
華やかな香りです。ひとくちいってみます。
詳細データ
銘柄 | 一博 生もと純米生酒 |
産地 | 滋賀県 |
種類 | 純米酒 |
精米歩合 | 60% |
原料米 | 吟吹雪100% |
日本酒度 | +3 |
酸度 | 2.5 |
アミノ酸度 | ‐ |
酒母 | 生酛(きもと) |
アルコール度数 | 16度 |
製造年月 | 2020年7月 |
杜氏 | 中澤 一洋 |
Amazon公式サイト |
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「一博 生もと純米生酒」の個人的評価【5段階】
- 甘味:☆☆
- 酸味:☆☆☆☆
- 苦味:☆☆
- 旨味:☆☆☆
ひとことで言うと、「フレッシュで飲みやすい生もとのお酒」です。
脂っこい料理を口にした後これを飲むと、荒々しい酸が口の中をザっと洗い流してくれます。
■向いている方
- フレッシュで飲みやすい生もとを飲んでみたい
- 青リンゴのようなジューシーさを感じたい
- 脂っぽい料理と合わせたい
というわけで、今回は以上です。
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