本記事の内容
- 「栗駒山」についてざっくり解説
- 「栗駒山 純米吟醸 磨き四割五分」を温度別に飲んだ感想
- 「栗駒山 純米吟醸 磨き四割五分」の個人的評価
記事の信頼性
毎日1合たしなみ、舌を鍛えてますよーー!
国際唎酒師が選ぶ日本酒!銘柄100種類の旅ノート54【栗駒山】
先ほど僕は、こんなツイートをしました。
宮城の地酒、「#栗駒山 純米吟醸 四割五分」です。
【宮城県の日本酒特徴】
✅約9割が特定名称酒
✅全国新酒鑑評会での金賞受賞率 が3年連続全国No.1そんな中、ここの酒蔵は名峰 栗駒山の伏流水を得る為に移転した水にこだわる酒蔵。
蔵内の井戸からひいて使っています😊#日本酒 #千田酒造 pic.twitter.com/GB8VG3NVhw— かず@TOEIC900超え (@kaz_toeic950) October 28, 2020
【宮城県の日本酒特徴】
✅約9割が特定名称酒
✅全国新酒鑑評会での金賞受賞率 が3年連続全国No.1
そんな中、ここの酒蔵は名峰 栗駒山の伏流水を得る為に移転した水にこだわる酒蔵。
蔵内の井戸からひいて使っています😊
日本酒の旅ノート54は、「栗駒山」について解説します。
日本酒の銘柄「栗駒山」:3分解説
栗駒山は宮城県の日本酒です。
宮城県の日本酒って・・・パッと浮かばないですよね?でも実は、地酒の品質向上に県レベルで取り組んでいます。
実績は次のとおり。
- 約9割が高品質酒(東北の平均:5割、全国平均:3割)
- 全国新酒鑑評会の金賞受賞率:3年連続全国1位
(出典:宮城県酒造組合HP)
磨きは純米大吟醸クラス
日本酒は、原料である酒米を50%まで磨くと「大吟醸」と表記することができます。
米を磨いた割合のことを「精米歩合」といい、「栗駒山 四割五分」は、精米歩合45%という意味です。
なので、品質的には純米大吟醸クラスです。それをあえて「純米吟醸」と表記しています。
酒米はひとめぼれを使用
ごはんにして食べられる「ひとめぼれ」を原料米に使用しています。
食米で醸す日本酒はそれほど珍しくはないですが、精米歩合45%まで削ったものは珍しいです。
なぜなら、一般的に食米は高精米に耐えられないので食米はあまり磨かない傾向にあります。
日本酒の銘柄「栗駒山」:蔵元情報
1920年創業、千田酒造株式会社が蔵元です。
初代 千田養治郎氏は、現在とは別の場所で酒造業を始めました。その後、より酒造りに適した仕込み水を求めて、1937年に工場を移転。
そこで生まれた銘柄が「栗駒山」です。
全国新酒鑑評会で「金賞」を5年連続受賞
小さい蔵ながら素晴らしい実績。それを支えるのは水とデータ管理です。
仕込み水は、名峰 栗駒山の伏流水
「栗駒山」はその名のとおり、名峰 栗駒山の伏流水を使って造られています。その特徴は、やわらかさとクリアでキレのいい水質といわれています。
この仕込み水が、千田酒造が目指す「フレッシュでさわやか。料理に寄り添って飲み続けられる味わい」をつくりだしています。
緻密なデータ管理
- 酒米の吸収時間、蒸し時間
- 酒米の重量
- 醪(もろみ)の温度管理
特に、醪(もろみ)の温度は0.1℃刻みで管理しています。この設備を宮城県で最初に導入したのが、千田酒造株式会社です。
醪とは
発酵中の液体のことです。醪を搾って濾すと、日本酒になります。
名称 | 千田酒造株式会社 |
創業 | 1840年 |
住所 | 宮城県栗原市栗駒中野北畑中63-1 |
電話番号 | 0228-45-1024 |
年間数量 |
‐ |
「栗駒山 純米吟醸 磨き四割五分」を飲んだ感想
ジャケ写真です。
淡黄色のラベルにゴールドの文字で「栗駒山」と書かれています。四割五分で「純米吟醸」は、蔵元のこだわりがみえます。
キャップの写真です。
冷酒でいただく
メロンのような香りです。ひと口いってみます。
つづいて涼冷え(15℃)でいただく
最後にぬる燗で
詳細データ
銘柄 | 栗駒山 純米吟醸 磨き四割五分 |
産地 | 宮城県 |
種類 | 純米吟醸酒 |
精米歩合 | 45% |
原料米 | ひとめぼれ |
日本酒度 | -2 |
酸度 | - |
アミノ酸度 | ‐ |
酒母 | 速醸 |
アルコール度数 | 15度以上16度未満 |
製造年月 | 2020年9月 |
杜氏 | - |
Amazon公式サイト |
- |
「栗駒山 純米吟醸 磨き四割五分」の個人的評価【5段階】
- 甘味:☆☆☆☆
- 酸味:☆☆
- 苦味:☆
- 旨味:☆
ひとことで言うと、「甘口の白ワイン」。華やかな香りと甘味が特徴的です。
■向いている方
- 甘口の白ワイン・・・好き
- 華やかで現代の日本酒の味わいが好み
というわけで、今回は以上です。
-
【2020】国際唎酒師が飲んだおすすめ日本酒トップ5【初心者OK】
ふりがな
続きを見る