本記事の内容
- 大信州、蔵元に関する情報
- 大信州 辛口特別純米酒を飲んだ感想
- 飲んだあとの個人的評価
記事の信頼性
夜は毎日1合たしなみ、舌を鍛えつつゆるく生きています。
国際唎酒師が選ぶ日本酒!銘柄100種類の旅ノート3【大信州】
昨日、僕はこんなツイートをしました。
【日本酒】大信州 辛口特別純米酒(5段階評価)
甘味:2
酸味:4
苦味:3
旨味:4
総合:4封を切ると「シュッ」と発泡しました。火入れの純米なのに
マスカットのような爽やかな香り、ドライでシャープな味わいです。明日ブログで詳しく解説します#日本酒 #純米酒 #大信州 pic.twitter.com/JGLDJm6e5y— かず@TOEIC900超え (@kaz_toeic950) May 13, 2020
日本酒の旅ノート3は、「大信州」について解説します。
日本酒の銘柄「大信州」:1分解説
『大信州』は、長野にある大信州酒造(株)が造る日本酒です。
米は玄米で仕入れ、自分たちの目で確認しながら全量自家精米するこだわりです。
購入したのは辛口特別純米酒です。長野県産の契約栽培米のみを使用、辛口ベースで造られています。
北アルプスから流れ出る軟水、手造りこうじ、小さいタンクで低温長期発酵の手間ひまかけて醸されるお酒です。
蔵元情報
蔵元は大信州酒造、創業は明治21年創業。本社は松本、蔵は豊野にあります。
本社は松本駅から西に車で11分の位置にあり、専売所が併設されています。
この蔵の特徴は、米を全て玄米で調達している点です。米の良し悪しは玄米を見て判断し、購入した玄米は全て自分たちで精米しています。
水は、北アルプスの雪解け天然水をわざわざ取水しています。
機械化による効率化・味の均質化は図らず、人の手を尽くすことで突き抜けた酒ができると考えています。
2020年、本社工場に醸造棟・蒸留所を増設することを発表しました。投資額は6.4億円です。
名称 | 大信州酒造 |
創業 | 1889年 |
住所 | 長野県松本市島立2380 |
電話番号 | 0263-47-0895 |
年間数量 | ‐ |
日本酒の銘柄:大信州 辛口特別純米酒
今回購入したお酒です(一升瓶)。火入れですけど冷蔵で売られていました。
上からのアングル。キャップは封印されています。
シールをはがすと『大信州』の文字が印字されていました。
裏ラベルです。
まずは冷酒で
開封すると、「シュッ」と発泡しました。火入れの純米酒なのに…ビックリ!
マスカットのような香りが穏やかに漂います。
目隠しなら「吟醸酒?」と思ったかもしれません。
1口目。
かなり辛いです。ドライでシャープな辛さ…
次は常温まで戻してひとくち。
『わー含んだ瞬間からおいしい!』
甘味、酸味、苦味、旨味が絡まった塊です。
酸がグイグイ押して、喉にゴロゴロと落ちていきます。
燗酒でゴクリ
上燗(45℃)でひとくち。
『う~ん、じんわりおいしい』
グッと盛り上がって、サッと消える後味の短いお酒です。
上燗よりぬる燗(40℃)の方が味にふくらみがあり、個人的には好みです。上燗だと濃さが薄れ、わずかに水っぽく感じます。
銘柄 | 大信州 辛口特別純米酒 |
産地 | 長野県 |
種類 | 純米酒 |
精米歩合 | 70% |
原料米 | 長野産契約米 |
日本酒度 | +8前後 |
酸度 | 1.6前後 |
アミノ酸度 | - |
酒母 | 速醸 |
アルコール度数 | 16度 |
製造年月 | 2019年12月 |
杜氏 | - |
価格 | 2,750円(1,800ml) |
Amazon公式サイト | なし |
日本酒の銘柄「大信州 辛口特別純米酒」5段階評価
吟醸酒のような爽やかさを少しもった純米酒。
単に辛口なだけではなく、温めるとしっかりと凝縮した味わいになります。
酸がグイグイと力強く押しますが余韻は短い。思わずまた手がおちょこに伸びてしまいます。
見つけた時は、ぜひ一度飲んでみてください^^
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