国際唎酒師が選ぶ日本酒！銘柄100種類の旅ノート15【五橋】

シェリー

日本酒銘柄100種類の旅ノート。春鹿の次は？

『五橋』を紹介するよ

かず

本記事の内容

記事の信頼性

かず

この記事を書く僕は、2016年1月に国際唎酒師を取得しました。
毎日1合たしなみ、舌を鍛えてますよーー！

国際唎酒師が選ぶ日本酒！銘柄100種類の旅ノート15【五橋】

昨日、僕はこんなツイートをしました。

五橋 純米生酒の量り売りで4合買いました。店のマスターが「五橋は美味なってる！たぶん米変えたわ」というのを聞いてチャレンジ。 どんな感じだろう、、、今夜飲んでブログにアップします。#日本酒 #純米酒 #五橋 #酒井酒造 pic.twitter.com/jDvuK8DkUN

— かず@TOEIC900超え (@kaz_toeic950) July 5, 2020

日本酒の旅ノート15は、「五橋」について解説します。

日本酒の銘柄「五橋」：1分解説

五橋は、山口県岩国市の地酒です。岩国には日本三名橋の1つである「錦帯橋」という五連の橋があり、これが銘柄の由来です。

■五橋3つのこだわり

米へのこだわり

誰が作ったか分からない米は五橋では使いません。蔵元と製造担当者が、生産者の顔と稲が成長する様子をみに伺っています。

かず

県内に山田錦をはじめ、酒造好適米栽培地をもっており、契約栽培地に自家精米所を移設しました。

水へのこだわり

山口県最大の清流「錦川」の伏流軟水で仕込んでいます。五橋のこだわりは、深さの違う3つの井戸からその水を汲み上げて、それを使い分けています。

かず

3つの井戸は全て製造場内にあり、硬度は1.5と超軟水。これが五橋の特徴であるキメ細やかな酒質を生み出します。

人へのこだわり

蔵人は全て山口県出身です。地酒は気候風土の産物であり、その土地を深く知ることとつながっています。

希望すれば、蔵元見学をさせてもらえます。

日本酒の銘柄「五橋」：蔵元情報

1871年創業の酒井酒造株式会社が蔵元です。岩国駅から車で約10分の位置にあります。

酒井酒造3つの技術

かず

製造が難しい発泡性純米酒を早い段階から取り組み、中四国＆九州エリアでは最初に成功しています。

日本酒の銘柄：「五橋 純米生酒」を飲んだ感想

ジャケ写真です。

白のラベルに瓶の色に合わせた緑の文字で「五橋」とでっかく書かれています。生原酒なので要冷蔵です。

キャップの写真です。

まずは冷酒で

開栓時に「シュッ」とガスが抜けました。酵母が活発に生きている証拠ですね。

色は透明、香りは華やか系ですが控えめなしです。ひと口いってみます。

かず

さくらんぼのような甘味！！そこにフレッシュな酸味が味の広がりを引き締めます。

甘味の盛り上がり途中で酸味とバトンタッチします。なので甘ったるくない。

これを計算しているのでしょうか見事なバランスです。

次は常温で

ほのかに華やかな香りです。1口いってみます。

かず

ん～冷酒より酸が立ちます。伸びやかな尻の長い酸を感じます。

詳細データ

日本酒の銘柄「五橋 純米生酒」5段階評価

このような人に向いています。

一言でいうと、「甘味と酸味のバランスが優れた日本酒」です。甘酸っぱいフレッシュさが特徴です。

日本酒初心者にはとっつきやすいと思います。

というわけで、今回は以上です。