本記事の内容
- 篠峯(しのみね)を造る蔵元情報
- 「篠峯 雄町 純米 山廃仕込生原酒」を飲んだ感想
- 篠峯に関する個人的評価
記事の信頼性
毎日1合たしなみ、舌を鍛えてますよーー!
国際唎酒師が選ぶ日本酒!銘柄100種類の旅ノート11【篠峯】
さきほど、僕はこんなツイートをしました。
篠峯の山廃純米を買いました。生原酒の雄町、ヤバくないですか^^旨味のってるかなぁ。飲んだ感想を今夜ブログで解説します。#日本酒 #篠峯 #山廃生原酒 pic.twitter.com/znfe0EieCf
— かず@TOEIC900超え (@kaz_toeic950) June 18, 2020
日本酒の旅ノート11は、「篠峯」(しのみね)について解説します。
日本酒の銘柄「篠峯」:1分解説
今回紹介する日本酒は『篠峯 雄町 純米 山廃仕込生原酒』です。
分解して解説すると、
- 雄町:酒米(酒造好適米)の種類
- 純米:米と水だけでつくった日本酒
- 山廃:日本酒のもとになる酒母(しゅぼ)の製法
- 生原酒:火入れ(低温殺菌)していない日本酒
雄町とは
生産量第4位の酒造好適米。旨味と酸がしっかり乗ると、重いがキレる個性が表れる。9割が岡山県でつくられる。
山廃とは
「山卸廃止酛(やまおろしはいしもと)」の略。山卸とは、米を溶かす時に櫂(かい)ですり潰しながらかき混ぜる工程のこと。ただ明治に入ると山卸をせずに同じ味わいが出せるようになり、山卸を廃止した作り方なので『山廃』と呼びます。
日本酒の銘柄「篠峯」:蔵元情報
蔵元は千代酒造株式会社です。
1873年、日本酒発祥の地と言われる奈良県御所市で創業しました。
奈良盆地の寒冷な気候の下、葛城山からの伏流水で仕込みます。
米は地元産の山田錦・雄町を使用し、自社で精米します。品種や生産者で異なる味わいを大切にしつつ、手間と時間をかけて醸します。
- 清酒発祥の地と言われる奈良の風土を醸した清酒造り
- 創業以来、蔵に棲みついた微生物の力を借りて醸す
- 全国新酒鑑評会で9年連続(計16回)金賞受賞の実力派
名称 | 千代酒造株式会社 |
創業 | 1873年 |
住所 | 奈良県御所市大字櫛羅621番地 |
電話番号 | 0745-62-2301 |
年間数量 |
- |
日本酒の銘柄:「篠峯 雄町 純米 山廃仕込生原酒」を飲んだ感想
ジャケ写真です。
ワイン色のジャケに「山廃仕込生原酒」と書かれています。酵母が生きているので要冷蔵です。
キャップと裏ラベルの写真です。
酵母は6号酵母を使っているようです。
まずは冷酒で
開栓時に「シュッ」と炭酸ガスが抜ける音が聞こえました。6号酵母が生きている、呼吸している証拠です。
香りはおだやか。ひと口いってみます。
苦味以外の甘味×旨味×酸味が塊となって、ゴロっと喉を落ちていく感じです。
次は常温で
香りは相変わらずおだやか。1口いってみます。
最後、ぬる燗(45℃)で
香りは相変わらずおだやか。1口いってみます。
詳細データ
銘柄 | 篠峯 雄町 純米 山廃仕込生原酒 |
産地 | 奈良県 |
種類 | 純米酒 |
精米歩合 | 66% |
原料米 | 雄町100% |
日本酒度 | +7 |
酸度 | 2.6 |
アミノ酸度 | 1.0 |
酒母 | 山廃 |
アルコール度数 | 17度 |
製造年月 | 2020年4月 |
杜氏 | 堺 哲也 |
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日本酒の銘柄「篠峯 雄町 純米 山廃仕込生原酒」5段階評価
このような人に向いています。
- どっしりとした雄町のボディが好き♪
- ジューシーでフレッシュな味ってステキ!
- 酸度の高いキレ感で後味をまとめてほしい!!
雄町が好きな人は一発でホレる味^^旨味と酸のアタックがガッときます。
というわけで、今回は以上です。
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