本記事の内容
- 「あぶくま」についてざっくり解説
- 「あぶくま 辛口純米」を温度別に飲んだ感想
- 「あぶくま 辛口純米」の個人的評価
記事の信頼性
毎日1合たしなみ、舌を鍛えてますよーー!
国際唎酒師が選ぶ日本酒!銘柄100種類の旅ノート29【あぶくま】
先ほど、僕はこんなツイートをしました。
「あぶくま 辛口純米」を買いました。福島の地酒、200〜300石の小さな蔵が造っています。
福島といえばふくらみのある優しい甘みのイメージですが、これは辛口。どんな辛口なんやろ?イメージと違って楽しみ!!夕方飲んで、特徴と感想を今夜ブログにアップします😊#日本酒 #純米酒 #あぶくま pic.twitter.com/Ds2JEzmWnf— かず@TOEIC900超え (@kaz_toeic950) August 17, 2020
福島といえばふくらみのある優しい甘みのイメージですが、これは辛口。どんな辛口なんやろ?イメージと違って楽しみ!!夕方飲んで、特徴と感想を今夜ブログにアップします。
日本酒の旅ノート29は、「あぶくま」について解説します。
日本酒の銘柄「あぶくま」:3分解説
あぶくまは、福島県の地酒です。年間200〜300石前後の小規模な蔵なので、関西ではあまり馴染みはないかもしれません。
今回紹介する銘柄は「あぶくま 辛口純米」です。
原料米:夢の香100%使用
「あぶくま 辛口純米」は、夢の香(ゆめのかおり)から造られています。
夢の香とは
福島県で生まれた酒造好適米。八反錦1号と出羽燦々を掛け合わせて誕生しました。割れにくく吸水性に優れ、醪(もろみ)に溶けやすい柔らかめのお米です。
F7-01酵母を使用
そして、酵母はF7-01酵母を使用しています。
- 発酵力が強く、酸の産生が少ない
- 香りはバナナやメロンのようなフルーティー系
- 純米酒などに広く使われている
別名「うつくしま夢酵母」とよばれ、福島県オリジナルの日本酒酵母です。ソフトでマイルドな味わいになり、純米酒にありがちな口の中にまったりと残る甘みはなく軽快さが出ます。
日本酒の銘柄「あぶくま」:蔵元情報
1823年創業、有限会社玄葉本店が蔵元です。
福島県郡山市から東へ30分走った田村市にあり、197年続く老舗企業です。年間200~300石前後の小規模な蔵です。
2005年秋より杜氏制度を廃止し、経営者である玄葉氏自らが製造責任者となりました。小規模さを生かし、地元の人間だけで手間を惜しまず丁寧に仕込んでいます。
■目指すは「ホッとしてもらえるような酒」
名称 | 有限会社玄葉本店 |
創業 | 1823年 |
住所 | 田村市船引町船引字北町通41 |
電話番号 | 072-737-0013 |
年間数量 |
一升瓶換算で年間20,000~30,000本 |
「あぶくま 辛口純米」を温度別に飲んだ感想
ジャケ写真です。
茶色の瓶に白のラベル。中心に「あぶくま」と書かれたシンプルなものです。
キャップの写真です。
冷酒でいただく
香りはなし。ひと口いっていみます。
続いて凉冷えで♪
上立ち香は相変わらずなしですね。ひと口いってみます。
詳細データ
銘柄 | あぶくま 辛口純米 |
産地 | 福島県 |
種類 | 純米酒 |
精米歩合 | 60% |
原料米 | 夢の香 |
日本酒度 | +6 |
酸度 | 2.7 |
アミノ酸度 | 1.2 |
酒母 | 速醸 |
アルコール度数 | 16度 |
製造年月 | 2020年6月 |
杜氏 | 玄葉 祐次郎(経営者) |
Amazon公式サイト |
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「あぶくま 辛口純米」の個人的評価【5段階】
- 甘味:☆☆☆
- 酸味:☆☆☆☆
- 苦味:☆☆☆
- 旨味:☆☆☆☆
一言でいうと、「味に立体感のある辛口酒」です。単なる辛口ではなく、味の深さ・複雑性が段違いです。
■向いている方
- 奥深い味わいや立体感のある味わいを好む方
- 力強い酸が立つお酒が好きな方
- 個性的な味わいに興味をもつ方
というわけで、今回は以上です。
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