【日本人向け英語の勉強方法とは？】外国人講師5人にきいてみました

シェリー

英語の勉強方法を教えてください。単語やイディオムは思い出せますが、文の聴き取りとなるとダメです。英語の良い勉強方法を詳しく、やり方も教えてくれませんか？

このような疑問にこたえます。

本記事の内容

記事の信頼性

かず

この記事を書く僕はTOEICを2002年から毎年受けており、初回385点→いま935点です。

2020年1月からネイティブキャンプユーザーです。7ヶ月利用した感想を伝えます。

【日本人向け英語の勉強方法とは？】外国人講師5人にきいてみました

「英語が話せるようになりたい！そのために勉強するアツい気持ちはある。けど、何から手をつけたらいい？」という方向けに、外国人講師にインタビューした内容をご紹介します。

この質問に答えてもらいました。ポイントは『日本人が』という点です。毎日、何人もの日本人を相手に英語を教えている外国人講師であれば、日本人に特化した勉強方法を提案してくれるのでは？と思ったことが本記事の動機です。

「英語は中学から勉強しているけど・・・」と悩んでいる方は、自分の勉強法と彼らの回答を照らし合わせることで見直す部分があるかもです。

「英語が上達するには？」に答えてくれた外国人講師5人

今回インタビューした5人の英語講師です。

ネイティブではなく第二言語学として英語を学んで英語講師となった、ネイティブキャンプの現役講師です。

■なぜネイティブではない講師に訊くの？

ネイティブキャンプに関する情報は、こちらもご覧ください。

Chika講師

#ネイティブキャンプ のChika講師に「日本人がすべき英語の勉強方法」について訊いてみた。
結論『Speak often』とのこと。1日1回は最低でも英語で話さないとダメ。使わないとすぐに忘れるでしょ！…と。うんその通りだと思う。彼の英語勉強についても訊いたのでブログにまとめていきます#英語学習 pic.twitter.com/kt6Vx38GMn

— かず@TOEIC900超え (@kaz_toeic950) September 2, 2020

Milos講師

#ネイティブキャンプ のMilos講師に「日本人がすべき英語の勉強方法」について訊いてみた。
結論『Take speak lesson』とのこと。日本人は文法スゴイが発音に苦しんでる。発音を学ぶには話さないとダメ！英語ニュースや洋画をリスニングして、誰かに話す学習法がいいよ！と…
おっしゃる通り#英語学習 pic.twitter.com/WCQEnMDrOu

— かず@TOEIC900超え (@kaz_toeic950) September 2, 2020

Ferii講師

#ネイティブキャンプ のFerii講師に「日本人がすべき英語の勉強方法」について訊いてみた。
結論『発音の矯正』とのこと。1000人以上の日本人にレッスンした経験から、RとLの発音が1番問題！文法スキルは高い一方、make sentenceとなると自信がなくなる！
彼の英語勉強をブログにまとめます#英語学習 pic.twitter.com/KdNqICtcME

— かず@TOEIC900超え (@kaz_toeic950) September 3, 2020

Jonry講師

#ネイティブキャンプ のJonry講師に「日本人がすべき英語の勉強方法」について訊いてみた。
結論『発音の矯正』とのこと。ネイティブと一緒に暮らす、話すチャンスをつくる、家では洋画を観る。話したいのなら話すチャンスをつくらないと！
うんその通りだと思う#英語学習 #英語勉強方法 pic.twitter.com/RcY70W2Ve9

— かず@TOEIC900超え (@kaz_toeic950) September 4, 2020

Femi講師

#ネイティブキャンプ のFemi講師に「日本人がすべき英語の勉強方法」について訊いてみた。
結論『発音の矯正』とのこと。特にRとL、BとVが区別できない日本人が多い…RとLを含んだ文を作って唱える、リーディングを録音→自分で聴いて見本を真似る訓練をすべき！とのこと。#英語学習 #英語勉強法 pic.twitter.com/i0RlukIHXr

— かず@TOEIC900超え (@kaz_toeic950) September 4, 2020

【日本人向け英語の勉強方法とは？】講師回答から考察したこと

英語講師5人に訊いて見えてきた共通点は「発音」です。

日本人は文法スキル、語彙力はある。いやむしろ平均以上に優れている。「話せない」原因は発音にあるようです。

確かに僕たち日本人は義務教育の段階から英語を習いますが、発音を習うことはほぼなかったのではないでしょうか？日本語の音を使い、書くときはカタカナで表記する。特に深く考えず、学校の先生の言うとおりに勉強してきた。

けれども、いざ社会の英語に触れると全然理解できない。それはそもそも発音を学んでいないから、つまり英語のホントの音を知らないからではないか？学校の先生でさえも・・・

なので、日本人が学習すべきことは英語の音だということがみえてきました。

5人の英語講師はどうやって英語を勉強したの？

この質問に対するこたえは、講師によって違いました。

たとえばガーナ人であるChika講師は、小学校から全ての教科を英語で習ったそうです。ガーナはもともとイギリスの植民地だった影響で、家族や友達と話す時だけ母国語を使ってオフィシャルな場面では英語が使われるそうです。

一方、最も努力した印象だったのはトルコ人のFerii講師です。トルコの英語教育は大学受験を目的としたものでリーディング、ライティングがメインだそうです。日本の英語教育と似ていますよね？

Ferii講師の勉強方法はこんな感じ。

1回目で映画の内容をざっくり掴みます。2回目は音声も字幕も英語ですが、1回観ているので映像やストーリーから母国語を思い出すことができます。それを英語字幕と頭の中で合わせて学習していきます。

3回目は英語音声のみです。とはいえ、2回観た後なのでストーリーはだいたい頭に入っている状態です。たとえ聞き取れなくても、音声以外のヒントを記憶から引っ張り出してきて音と合わせる作業が良い訓練になるようです。

Ferii講師はこれを2ヶ月続け、計60本の洋画を観たそうです。その結果、字幕なしで理解できるようになったとおっしゃっていました。

【日本人向け英語の勉強方法とは？】まとめ

今の日本人は小学校から英語の授業がありますが、依然「読み書き」に内容が偏っています。もっともっと「聴く話す」に時間を費やさないと、いつまでたっても話せるようになりません。

そんな日本人がまず勉強すべきことは「発音」です

発音できない音を聴き取ることはできないので、まずは発音矯正に時間を割くべき。そのための方法論は色々あると思いますが、オンライン英会話で発音教材を使って学習することが上達の早道です。

マンツーマンで自分のカタカナ英語を正しい英語音に矯正してもらいましょう！！

というわけで、今回は以上です。