海外の人と英語で話すのって凄い緊張する。このアクセントは合ってる?とか、『なにこの発音ww』って嗤われてないか?とか…色々考えてしまう。緊張しないで済む方法を教えてください。
このような疑問にこたえます。
本記事の内容
- コンフォートゾーンとは
- 英語コミュで緊張する原因はコンフォートゾーンの外だから
- あなたと英語の関係性を改善する方法
記事の信頼性
2020年1月からネイティブキャンプユーザーです。平日を中心に1~2レッスン受講しています。
【知らなきゃ損】英語で話す時の緊張は自分が原因→華麗な勘違いです
仕事で外国人と話す、学校やバイトや外国人と接する、街中で困ってる外国人を見かける等、日常で英語を使う機会は増えてきてます。
でも、英語を話す時って異常に緊張しませんか?
私は心臓の音が聴こえたり、脇汗が出たり、頭が真っ白になった経験があります…
そこで、今回はなぜ日本人は英語を話す時、異常に緊張するのか?と和らげる方法について、脳科学の力を借りて解説します。
【英語コミュ】異常に緊張する原因はあなたにない!
結論から言うと、「コンフォートゾーンから外れているから」です。
「は?コンフォートゾーンって何?」って感じなので、まずはここから説明します。
コンフォートゾーンとは?
慣れ親しんだ空間や心地いい空間のことをコンフォートゾーンと言います。
たとえば、26℃だと心地いいと感じて、30℃だと汗をかき、22℃だと肌寒く感じる人がいたとします。その人のコンフォートゾーンは22〜30℃ということになります。ある程度の幅があるのでゾーンと表現されます。
コンフォートゾーンは生体的な物理空間だけではなく、頭の中の情報空間にも同じようにあります。
たとえば、クラスや組織の中であなたは発表しなければならなくなったとします。みんなの前に立って話す時、声が上ずったり頭が真っ白になったり、実力が出せなかったりした経験はありませんか?
それはコンフォートゾーンから外れているからです。心地よい空間ではないことを脳が認識し、それが視床下部に伝わります。そうすると、自律神経を通して筋肉が強張るので声がうわずったり、心拍が速くなったりします
英語を話す=コンフォートゾーンから外れる
英語を話す時に緊張する理由は、コンフォートゾーンから外れるからです。普段日本語で生活している中で、英語で話すということは多くの人にとって心地いい空間ではありません。
厳密には、あなたの脳がそう認識しています。つまり、原因はあなたにあるのではなく、あなたと環境との関係性にあります。
緊張の度合い=英語とあなたの距離
英語コミュ障の人は、英語があなたのコンフォートゾーンからだいぶ離れたところにあります。先ほどの例で言うと、50℃です。汗かきまくりです(^_^;)
なので、自分のコンフォートゾーンを英語に近づけます。
「そんなことできるの?」って思うかもしれません。確かに物理空間のコンフォートゾーンは変えられない。だからクーラーや暖房を使って環境をコンフォートゾーンに近づけようとしますよね。
一方、情報空間のコンフォートゾーンは、脳の思い込みなので変えることができます。
英語の時間をふやす
英語に触れることを特別だと感じないようにするには、毎日触れることです。ここをすっ飛ばして、テクニックで効率化しようとすると無理ゲーです。
毎日英語に触れる方法として、昔は留学に投資する一択でした。私もその1人です。とはいえ、金がかかる…1年は滞在したいのでざっくり200万必要です。
しかし、今はオンライン英会話があります。テクノロジーを使えば、1/20のコストで英語環境を買うことができます。
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脳の思い込みを書き換える
たとえば、感動する映画を観た時、泣いてしまったことないですか?
何が起こったかというと、映画のストーリーの臨場感が現実の臨場感を上回ったわけです。だから感情移入して泣いた。
でも、だからといって脳は映画のストーリーが現実だと勘違いしているわけではありません。ちゃんと映画だと認識してますよね?映画の中の出来事だと思いながらも泣くんです。
だって、いないでしょ?映画が現実だと思って、実際息するの忘れたり心臓動かすの忘れたりして死んじゃう人なんて(笑)
人は、臨場感が高いことを現実のように認識します。なにか物をどかした時にサッと動いた気配がしたら、『ゴキブリ??』と思ってドキッとするわけです。たとえそれは勘違だったとしても、その瞬間の臨場感はハンパなく高いわけのでそっちが現実のように身体は反応します。
この認知の仕組みを利用して、『私はめっちゃ英語が話せる!!』と自分に言い聞かせていきます。臨場感を上げると、人は本当にそんな気がしてくるものなので緊張は薄れていきます。
英語で話す時の緊張は自分が原因→華麗な勘違いです【まとめ】
英語でのコミュニケーションで緊張する原因はあなたにありません。あなたと英語環境の関係性にあります。
英語で話す行為は「特別」から「まあふつう」と思える関係性を築くこと、そう思える行動を毎日積み上げることが本質です。
というわけで、今回は以上です。
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