やってきたことや英語論などを聞きたいにゃあ。
このような疑問にこたえます。
本記事の内容
- TOEIC900は凡人が取れるレベル
- TOEIC900を取るのに必要な目標と行動
- TOEIC900をとった後の感想、みえる世界
記事の信頼性
900点を超えた経験と感想をもとに正直に書いていきますね。
TOEIC900レベルってすごい?どうやったらなれるの?
やるべきことは、たった3つです。
英語を英語のまま理解する
頭の中で和訳するクセを排除します。 なぜなら、英会話中に和訳をはさむ方が難しいからです。
たとえば、下記どっちが易しいと思いますか?
- 相手の会話を和訳→自分の意見を英語に訳し直す
- 相手の会話を英語のまま理解→自分の意見を英語のまま伝える
結論は「後者の方が圧倒的に易しく、脳みそへの負荷が小さいです。
同時通訳はスキルです。 ぼくは仕事で外国人とコミュニケーションをとれますが、「日本語に訳して」と言われるとできません。
プロの通訳者さえ、同時通訳は15分交代のチーム制が一般的です。 それだけ脳みそへの負担がハンパなく消耗するのです。
なので、英語を英語のまま理解する方が簡単です。
レベルを落とした教材をナチュラルスピードで聴く
ナチュラルスピードで理解できるように学習します。
「英語が早い」と感じる人は、教材のレベルを落とします。
なぜなら、ナチュラルスピードの中にあるリズムや発声の強弱、音のつながり(リエゾン)に慣れてほしいんです。
たとえば、「Thank you」は「サンク ユー」ですが、ナチュラルスピードでは「サンキュー」ですよね?
このように、文章中で音がつながったり、変わったり、消えたりするので、体感的にそれらを積み上げていってほしいんです。
日本語ではみんな無意識にやってるはずです。
「とうきょう」は「とおきょお」と発音しますよね?「たいいく」は「たいく」と言いますよね?
なので、英語もナチュラルスピードで聴いて学習するのです。
どこまでレベルを落とせばいい?
辞書を引く必要がなく読むことができるレベルです。 なんなら中学1年まで落として、簡単だと感じたら中2に上げればOKです。
発音を勉強する
日本人は発音を学ぶ機会がほとんど無いので、我流のカタカナ読みが主流です。
しっかりと英語の発音を学ぶことでリスニング力が上がります。 発音の学習はこの本がおすすめです。
とはいえ、発音学習は独学が難しいです。
なぜなら、どこが間違えてどの音が正しいかは、誰かに指摘されて気づくんですよね。
自分では合っていると思っている音が間違っている場合が結構あるんです。 かつてのぼくがそうでした。
なので、教わることができる環境をつくることが大切。 ふつうの英会話学校でもいいですが、オンライン英会話が安くておすすめです。
ぼくが受けたことあるところは、レアジョブとネイティブキャンプです。
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TOEIC900レベルになると見える世界
TOEIC 400点台の頃と比べて、4つ変わりました。
自分の未熟さを受け入れる
英語が話せない時は、「ネイティブみたいに話せるようになりたい」と思っていました。
今は、「理解されやすい英語を話す」という考えです。
この2つの考えの最も大きな違いは「主体性の違い」です。 つまり、ぼく目線か相手目線かです。
- ネイティブみたいに話せるようになりたい:自分主体
- 理解されやすい英語を話す:相手主体
今は、英語を話す時は相手のことを考えています。
ファーストコンタクトで相手の英語力を判断し、自分の話し方を変えます。
「ファーストコンタクトで相手の英語力って分かるの?」と思うかもしれませんが、ふつうに分かります。
たとえば、外国人が日本語を話す映像をTVで観た時、2~3文で彼(彼女)の日本語レベルって分かるじゃないですか? それと同じです。
もちろん日本人が話す英語も2~3文聴けば分かります。
相手のなまりを蓄積して意思疎通する
英語を話す人はネイティブだけではなく、欧州人やインド人、シンガポール人と無限にいますよね。
彼らは、それぞれの母国語に由来するなまりを持って話します。
最初は「ん?」と理解できない時があるのですが、その不明音を別の単語や文脈で聴いたりすると、それがヒントになって「Wの音はV音で代用している」等、自分の頭に1つずつ蓄積しています。
そうやってその人の「音の気づき」をためていって、コミュニケーションを上げていきます。
反対に、相手はぼくのなまりを修正しながら会話していると思います。
短く簡単な単語で話す
難しい単語を避けて簡単な言い回しで話すクセがつきます。
より分かりやすく、理解されやすいように考えて話そうとすると、「get, take, have, make, it」等の簡単なワードの使用頻度が増えます。
- 「間に合うの?」→「Can you make it?」
- 「念のため確認したいんだけど…」→「Just make sure that…」
自分の未熟さを受け入れる
英語力が上達するほど謙虚になります。
もちろん「自分の英語力は平均以上」だと思っているしプライドはあるのですが、一方で「この人のように話したい」とか「この人の英語が目標やな」と上を見て、「自分ってまだまだ…」と未熟さを感じます。
地面から見上げると2つのビルは「どっちも高い」と思っても、ある程度高いビルに登って見ると「こっちは頂上見えるけど、こっちは全く見えん」と、高さの違いに気づきます。
上達するとみえる凄さがあるんです。
まとめ
TOEIC 900点レベルは、やることやればふつうになれるレベルです。
スキルや才能は要りません。継続するかしないかです。
英語をツールとして使えるようになると周りから勝手に評価されたり、得られる情報が増えたり、違う文化や価値観に触れたり、色々な刺激を受けて人生は変わります。
もう1度書いておきます。英語学習は筋トレと同じです。
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