本記事の内容
- 薪棚の材料、作るための道具
- 薪棚の作り方
- 薪棚を作るにあたって工夫したポイント
記事の信頼性
薪棚をDIYした経験をもとに、必要なものや作り方について書きます。
【薪棚をDIY】基礎から屋根まで作った経験をまとめます(保存版)
まずは出来上がりの写真から。
- 前面(南面):横3m高さ1.5mの薪棚兼ウッドフェンスを2基並べています。
- 側面1(西面):横3m高さ1.5mの薪棚兼ウッドフェンスです。
- 側面2(南面):横2m高さ1.5mの薪棚兼ウッドフェンスです。
- 屋根:杉板を貼り合わせました。
- 基礎:基礎フェンスブロックを埋めて薪棚と地面を繋げました。
【薪棚をDIY】材料と購入先
- 薪棚の底部:SPFツーバイフォー(ビバホーム)
- 横張り材:ウエスタンレッドシダー(木工ランド)
- 屋根部:杉板+赤松材(ビバホーム)
- 骨格:2×4ログラック(スタンダード)[品番:Y01]+追加オプション品[品番:Y01-S](Amazon)
- 基礎:基礎フェンスブロック(ビバホーム)
- 塗料:ウッドガード水性ウォルナット(Amazon)
木材はウエスタンレッドシダーをメインにしました。SPFより高価ですが対候性で選びました。 木工ランドで購入した理由は、 割安だったからです。当日は2MT車で運ばれてきました。
骨格は、2×4ログラックを使うことで見た目クール、さらに堅牢に仕上がります。
【薪棚をDIY】作り方
最初に木材を水性ウッドガード外部用 ウォルナットで2度塗りしました。
基礎をつくる
- 穴を掘り、基礎フェンスブロックを埋める
- 穴の底に砕石を5cm程入れ、突き固めた上に基礎フェンスブロックを入れる
- 穴とブロックのすき間にモルタルを半分くらい流し込む
- 残り半分は土で突き固める
- ブロックの穴の中心に長ねじ(寸切りボルト)を立ててモルタルで固定する
寸切りボルトを立てる理由は、薪棚と連結して地震で転倒しないようにするためです。2×4ログラックは中空になっており、そこにボルトを差し込んで地面と固定します。(後述します)
骨格をつくる
2×4ログラックに塗装したSPFを通して仮組みしてみました。
ログラックの脚が中空なんですね。僕はこれを利用して、転倒防止策に長ねじ(寸切りボルト)で地面と薪棚を固定しました。
横板を張っていく
45mm×45mmのウエスタンレッドシダーを上から張ってきます。 反っている木材があり、クランプでまっすぐに留めながらビス打ちしていきました。
コーススレッド(ビス)はクロムメッキだと錆びるので、全てステンレス製にしました。裏からビス留めすることにより、表からのビジュアルがきれいになります。
横張り材の間は20mmにしました。細すぎると台風の時に風の影響を受けるし、肝心の薪の乾燥が遅くなるので。逆に広すぎるとフェンスとして機能しなくなります。
間が均等になるように張っていきます。杉板をスペーサーとして挟みながらビス留めしました。こうすることにより、間隔が均一になります。
屋根をつくる
-
ポリカ or 木材
- 傾斜をつける or つけない
この2点で悩みましたが、見た目と機能性を重視して「木材で傾斜をつける」ことにしました。
杉の角材を45度にカットして、ログラックに取り付けてみます。
間に角材を2本入れて、その上に杉板をビス留めしていきました。
さらに杉板の接合部分に細い赤松材を張り、水がしみ込んでこないように工夫しました。
【薪棚をDIY】僕が工夫したポイント
工夫したポイント
- 木材は耐久性を考えてウエスタンレッドシダーを選択
- 防腐塗料は近隣へのニオイを考慮して水性
- キシラデコールよりコスパの良いウッドガードを選択(4L購入後、7Lを追加購入)
- モルタルは最初インスタントモルタルを1袋買い、後は砂とセメントを購入してDIY
- 穴掘りは大きいスコップを買いました。
- ビスは全てステンレス製(コーススレッドは軸細)
- ビス留めはマキタのインパクトドライバーを購入
【薪棚をDIY】まとめ
作製からもうすぐ2年が経ちます。1年経過した時点で、メンテナンスの為に塗料を塗り直しました。
腐った部分もなく、今のところ順調です。
というわけで、今回は以上です。