このような疑問にこたえます。
本記事の内容
- 記憶力を高めるにはたった2つのことを意識する
- 忘却曲線を意識した学習で記憶の定着力を上げる
- 学習する内容でいつ勉強するかを考える
記事の信頼性
記憶力を高めてから英語を勉強とイージー化する話【ポイントは2つ】
記憶力を高めるには「反復と睡眠」を意識します。
反復
1つ目は「繰り返すこと」です。
「なんだそんなことか…」と思ったかもしれないですが、いつどんな頻度で反復するか?まで考えている人は少ないんじゃないでしょうか。
人は何かを記憶した後、時間とともに忘れていきます。(忘却曲線)
- 20分後:記憶保持率58%
- 1時間後:記憶保持率44%
- 1日後:記憶保持率33%
- 6日後:記憶保持25%
- 1ヶ月後:記憶保持率21%
英単語10個覚えても、1時間後には半分以上忘れています。記憶した瞬間から急激に忘れることが知られているんですね。 なので、2回目をいつ行うかを計画的に行うことで、記憶力を高めることができますね。
睡眠
2つ目は睡眠です。
睡眠時間 英語学習は寝る前に行う 学校のテストで一夜漬けした経験はありませんか。その時の結果ってどうだったでしょうか?
記憶は寝ることによって定着します。なので、寝ないでアウトプットはシンプルに低パフォーマンスに終わることが多いことが知られています。
睡眠時間の確保と同じく重要なことは、英語学習を寝る前に行うということです。なぜなら、脳は寝る前の事をより記憶定着させることが分かっています。
勉強→漫画→睡眠より、漫画→勉強→睡眠の方が記憶力を高めることができますね。
記憶力を高めて伸ばす英語スキル
英語学習の中で特に記憶力を必要とするものは「単語と発音」です。
これらはほぼ暗記なので、睡眠前に学習する習慣をつくってください。
単語、熟語
だいたいの人が単語帳を前からじっくりやって、最後までいかずに途中で挫折します。
そうじゃなくて、さっさと進んで何度も繰り返すんです。 「最初は7日間→次は5日間」のようなペースで同じ単語に何度も何度も出合って、記憶の呼び覚ましと定着を行います。
つまり脳を訓練します。 忘れていると思っても潜在意識には残っている場合もあり、忘れた=ゼロスタートとは限りません。
発音
「発音って記憶なの?」と思うかもしれません。そもそも発音の勉強って日本ではあんまり習わないですよね?
なぜなら先生が喋れないからなんですが、発音は「聞いた音を再現する」という音の記憶です。シャドーイング等を夜ねる前に行うことで、英語の音、リズム、イントネーションを脳に刻みます。
多読や長文読解は朝、単語や発音は夜に学習することで学習効率が上がります。
記憶力と脳の話
記憶の種類は3種類あります。
- ワーキングメモリ:その場だけ使うってすぐ忘れる記憶。前頭葉で処理
- 短期記憶:ある程度の期間を記憶。海馬で処理
- 長期記憶:しばらく使っていなくても思い出せる記憶。海馬で処理
「私って記憶力ないの」っていう人、いませんか? そういう人は短期記憶どまりになっているだけで、長期記憶へもってくる作業ができていないということです。
短期記憶から長期記憶へ移す作業が、先ほどの反復なのです。
たとえば、雪道を想像してください。 車が1回通っただけでは、できた道はまた雪が積もって見えなくなりますよね。何度も何台も通ると、雪景色の中にきれいな1本の道ができあがります。
さらに海馬は使えば使うほど発達することがわかっています。記憶力は鍛えることができるということです。
記憶力を高めて英語学習する(まとめ)
- 記憶力の高め方は反復と睡眠
- 忘却曲線を意識した学習で記憶の定着力を上げる
- 1日のうちいつ学習するかは内容から考える
記憶力は訓練で鍛えることができます まずは記憶の仕組みから勉強し、そこから勉強法を積み上げることで記憶を定着させていく。英語だけでなく、全ての学習に応用できる学び方の本質ではないでしょうか。
というわけで、今回は以上です。
-
【口コミ評判じゃ分からない】レアジョブを6年使ったレビュー
続きを見る
-
【口コミじゃ分からない】ネイティブキャンプを4ヶ月使ったレビュー
続きを見る