このような疑問にこたえます。
本記事の内容
- 「説明が上手い人≠頭がいい人」である理由
- 伝わる説明には型がある
- 説明上手になる方法(3つ)
説明が上手い人は頭がいい?→誤解です【一文で説明します】
説明力の上手さと頭の良さは、ぶっちゃけ関係ないです。
そう思いませんか?だって、コミュ障の東大生はめちゃくちゃいますよ。
「説明が上手い人=頭がいい人」なら、日本で最も難しい東大に合格した人は、みんな説明が上手いことになります。
なので、説明が上手い人と頭がいいは関係ないですよ。
学力と説明力は別
説明力はひとことで言うと、概念を整理して伝えるスキルです。
- 相手は何を求めているか?
- 相手の知識はどれくらいか?
よく勘違いしがちなのは、自分の考えを整理することに集中してしまうことです。説明は相手に伝わって初めて価値あるもの。
そのために、相手の欲しいものを、レベルに合わせた話し方で伝えることを意識します。
伝えると伝わる
「伝える」と「伝わる」は違います。
「伝える」は自分の考えを相手に話したり、メールしたりすることです。
「伝わる」は相手がメッセージを受け取って理解し、気持ちや行動を変えることです。
伝わる説明には型がある
型とは、「主張→理由→具体例→反論の理解→主張」の順で話すことです。
例を2つ挙げます。
■例1:会社で昇進したい
- 主張:会社で昇進したければ早起きすべき
- 理由:本を読む、自己学習する時間ができる
- 具体例:アップルの現CEOであるティム・クック氏は、毎朝4時半頃から社員へメールしている。
- 反論の理解:早起きして本読んでも変わらないという意見もあるけど、100冊読んだ自分と0冊の自分では脳みそは変わっている。積み上げが大事。
- 主張の繰り返し:会社で昇進したいなら早起きしてみよう
■例2:英語が話せるようになりたい
- 主張:英語が話せるようになりたいならまずリスニング
- 理由:聴けるようになると話せるようになる
- 具体例:自分が日本語を覚えたのは、お母さんや周りの人から大量の日本語で話しかけられたから
- 反論の理解:赤ちゃんと20代では物覚えの速度が違うという意見もあるけど、文法を鬼勉強しても話せないのはみんな経験済み。
- 主張の繰り返し:英語が話せるようになりたいなら、まずリスニング
こんな感じです。慣れてくれば、割と簡単に考えられるようになります。
説明が上手い人になる方法3つ
結論は、この3つです。
- 本を読む
- 聞き上手になる
- 日常生活をビビッドに生きる
順番に説明します。
本を読む
社会人の平均読書時間は、1日6分だそうです。
ほとんどの人が本を読んでいない一方、一部の人が大量に読んでいるんですね。
年間300冊を読む僕の、読書術😌
・スマホは手元に置かない
・飽きたら、途中で閉じる
・読みつつ、アウトプット
・尊敬できる本のみを読む
・自分に必要な本だけ読むシンプルな話ですが、こんな感じ。2020年7月現在だと、すでに194冊を購入しています。参考までに共有です
— マナブ@バンコク (@manabubannai) July 22, 2020
「あっ、これ刺さるな」って表現や文章は、iPhoneにメモっていきます。自分のメモ帳を見返すと脳みそに残っていくので、説明の時に引用するとわりと説得力が増します。
そして、無意識に身につくのが構成力です。「こうやって事がらを説明するのか~」と、内容だけじゃなく構成を学ぶことができます。
聞き上手になる
これも、わりと重要です。 相手の理解度と知識度を理解しながら、話すレベルを調整します。
たとえば、8歳の小学1年生と20歳の青年だと教え方を変えますよね?これは初めから違いが分かっている場合ですが、同じ歳でも持ってる知識量はその人によります。
その人の理解度やもともと持っている知識量を知っている方が刺さる説明ができます。そのためには、普段からインプットしていくことです。
日常生活をビビッドに生きる
常にアンテナを立てて生きていると、様々な発見に出合います。その発見からや学んだことを説明の時の具体例として脳みそにストックしていきます。
たとえば、庭の雑草を抜くんですが、2ヶ月後にはまた生えてくるんですよね。抜いても抜いても生えてくる雑草。放っておくと立派な草に育ち、それこそ大変な作業になる… 植物より動物の方が優れていると考えがち。だが本当は植物最強論では?
こんな感じです。
説明が上手い人は頭がいい?→誤解です【まとめ】
説明の上手さは、先天的にDNAに組みこまれているわけではありません。
言葉は生まれてから学ぶので、説明力も後天的に身についていくもの。
なので、訓練次第で誰でも上手くなるはずですよね。
というわけで、今回は以上です。
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