英語を勉強してもすぐ忘れてしまう。
留学から帰国すると、途端に英語を忘れた。どうすれば記憶を定着させられるか気になりますよね?
本記事はこのような疑問について解説します。
◆もくじ
1. 英語を忘れることを忘れましょう
2. どのように記憶定着させる?
3. まとめ
なお、本記事の筆者は大学卒業後に留学経験をもつアラフォーです。
現在はレアジョブを使って英語学習しています。
1. 英語を忘れることを忘れましょう
我々は変わらない日常生活を送っているようで、実は毎日新し発見や思考、経験をしています。
「いやいや、今日はずっと家でゴロゴロしていただけで昨日と何も変わってないよ」という人も例外ではありません。
なぜなら、些末な変化は忘れます。
瞬間思いついて、次の瞬間には忘却します。
それは脳のメモリを制御する1つの機能です。
忘却曲線というものがあります。
人は何かを覚えてもすぐに忘れます。
しかし、実際は潜在意識の中に残っており、再びそれを覚えようとするとするときのエネルギーは最初に比べて少なくなります。
たとえば物事Aを覚えたとしてもそれはすぐに忘れます。
しかし、1日後再びAを覚えようとする時のエネルギーは、昨日の33%オフ、つまり67%のエネルギーですみます。
なぜなら、記憶から完全に抹消されたわけではなく、潜在意識に残っているからです。
ただ、それも1ヶ月後には11%オフというように時間とともに薄れていきます。
ここで大切なことは2つあります。
・ 1回目は忘れて当然と考える
・ 潜在意識に残っているうちに再び努力する
初対面は忘れることが自然なのです。
しかし、我々は覚えていて当然と思いがちです。
英語を勉強しては忘れ、勉強してまた忘れると、「なぜ忘れるの?私は何でこんなに記憶力が悪いの??」とフラストレーションを溜めてしまいがちです。
この思考法では、最終的に挫折する可能性が高いです。
「1回目は忘れるもの」と考えましょう。
忘れることの方が自然と考えましょう。
2回目忘れたら3回目、3回目忘れたら4回目と前を向いて進む姿勢に変えましょう。
そうすると、忘れた時に不満は感じません。
下の記事でも書きましたが、英語学習で最も大切なことは継続です。
忘れることは改善点ではなく自然なことなのです。
本質はどのように記憶を定着させるかということです。
2. どのように記憶定着させる?
では、どうやって覚えていけばよいのでしょうか?図で表します。
潜在意識に濃く残っているうちにもう一度焼き直すようにします。
とはいっても、毎日くり返すことは現実的ではありません。
私は1ヶ月と決めており、たとえばTOEIC問題集であれば、1周目を1ヶ月以内で終わらせます。
終了後、別の参考書にいくのではなく、2周目に取りかかります。
2周目は前回間違えた箇所、忘れた箇所のみ行うようにすると、半分~2/3の時間で終了します。
間違った箇所は✔をつけておきます。
3周目、4周目と続けていくと、どんどん✔がついていきます。
間違った問題を潰していき、最終的に全問クリアします。
1冊まるまる頭の中に入った状態です。
そこで、次の参考書にいきます。
全問クリアになった問題集はあなたの資産です。
売ったり捨てたりしないでください。
たとえばそれがTOEIC問題集なら、TOEICを受ける度に見返してください。
✔がついている問題だけを見直し、受験までに全部潰します。
一度頭にいれたことなので、そんなに時間はかかりません。
そのような問題集を2~3冊つくると、受験前には脳が完全TOEICモードに入っています。
3. まとめ
忘れることは自然な行為です。
本質はそれをどのように記憶定着させるかです。
ペンキを上塗りするように、綺麗に均一塗布された状態になるまで、くり返し行うことが大切です。
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