初心者が薪を割る時に知っておきたいポイントやコツを教えてほしいにゃあ
このような疑問にこたえます。
本記事の内容
- 薪の調達ルートを公開します
- 薪の自己調達に欠かせないツール紹介
記事の信頼性
春~秋は薪集め、冬は薪ストーブと日本酒でゆるく過ごしてます。
【薪ストーブのある家】薪割り3年目の僕が斧の使い方を紹介(動画で)
まずは道具から【斧】
初心者が選ぶ斧のポイントは3つです。
- 洋斧
- 重さ2kg前後
- 長さ80-90cm
力ではなく、遠心力で割ります。
初心者が重い斧を使うとまず腰を痛めます。1本目は扱いやすく、薪が左右に分かれやすい形状の刃になっている洋斧がおすすめです。 その中で、僕はヘルコのスプリッティングマスターDT-6を選びました。
選んだ理由
- へルコは、斧のトップメーカーとして160年以上の歴史がある
- 重さ2kg、長さ80cmと初心者に使いやすいスペック
- 薪ストーブユーザーが1本目に買う斧として有名
なにげに立つのが便利です。
一方、カバーはちゃっちいので、もう少ししっかりしたものに改善してほしいです。
この部分に太い針金を巻いて保護した方いいと思います。
斧の構え方【初心者】
足を横に開きます。もし斧が薪にジャストミートせず体に向かってきた時、股の下をくぐって足に当たらないようにするためです。(動画時間:12秒)
横から撮影した動画(動画時間:10秒)
右足を前にする
今は右足を前にする体勢で割ってます。 こっちの方が僕は力が入るんですよね。(動画時間:10秒)
狙う場所をきめて振り下ろす
中心から出ている割れ目に狙いを定める
初心者の頃は狙った所からズレまくってました。何度も繰り返すうちに、『腰を少し落として→リキまず→斧の重さを利用して遠心力で振り下ろす』と、徐々に狙えるようになってきました。
1発目
狙った割れ目ピッタリ!
2発目、3発目
亀裂が入りました。
もう一発打つと半分に割れますが、そうはせず4発目は90度ズラして斧を入れます。
割っちゃうと地面に落ちた薪を「ヨイショ」と拾って薪台にのせないとだめですよね?この作業は重なると地味にしんどいので、薪台にのせたまま割っていくようにします。
4〜6発目
90°ズラして3発入れました。割れ目が十文字になりました。
7発目で割れる
木の中心を狙って7発目を打ち込むと、3つに割れました。(本当は4つに割るつもりだった^^;)
それぞれ半分に割り、薪のサイズになりました。
振り下ろすコツ
斧の重みと手首のコックを使って遠心力で真下に落とします。その際、 右手を滑らして左手にくっつけます(上記動画参考)
【薪割り】薪が割れない時の対処とコツ
節のある木、二股になっている木など、割れない場合は2つ方法があります。
端から割る
皮を剥ぐように端から割ります。ケヤキなど硬い樹種に効果的です。
寝かせて割る
立てて割るだけではなく、寝かして割ることができます。ベテランの方に教えてもらいました。(動画時間:10秒)
【薪割り】斧の研ぎ方とタイミング
くい込みが悪くなった、刃がかけた時に研ぎます。僕は半年に1回くらいのペースです。
僕は、キング高級鎌研石を使っています。
斧の研ぎ方
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1研ぎ石を水の中に2分漬ける
step
2水を十分吸った後、刃の角度に研ぎ石を合わせて力まず研ぐ
step
2反対側も同様に研いで終了
左が研ぐ前、右が研いだ後の写真です。
【薪割り】斧の使い方まとめ
斧は頻繁に使うので、初心者でも楽に割れるものを持った方がいいと思います。
慣れてきた時が特に危険。ケガしないように気をつけて薪ストーブライフを送りましょう^^