このような疑問にこたえます。
本記事の内容
- 将来なくなる仕事・職業を5つ予想
- なくなる理由はAIがやってくれるから
- AIの得意分野と不得意分野
【悲報】将来なくなる仕事・職業を5つ予想(未来を生きる為の指針)
店員、販売員
受付業務、レジ業務等はすでに自動化が始まっており、10年後にはなくなる可能性があります。
たとえばスシローやくら寿司など大手の回転寿司店は、全てタッチパネルで予約や受付、持ち帰りでき、店員と話す必要はありません。はま寿司ではペッパー君が応対してくれます。
コンビニや大型スーパーでは、セルフレジの導入が急速に進んでいますね。
さらに、米国では無人のコンビニ『Amazon Go』があります。レジすらなく、欲しいものを取って店を出れば、QRコードで漏れなく決済されます。ちょうどSuicaで駅に出入りする感じで買い物が完結します。
オンラインショッピングがさらに広まり、将来は店舗に行く方が珍しくなるかもしれません。
運送業者の運転手
ちょっとややこしいのですが、いったん需要が増えてその後なくなっていくと思います。増える要因は3つあります。
- ネット購入により物量増
- ドライバー不足
- 隊列走行の普及
隊列走行とは、トラックが複数台連なり自動で車間距離を取りながら一列に走行する技術です。トラック同士をインターネットで繋ぎ、走行状況をリアルタイムで認識しながら安全に運転する仕組みです。
隊列走行のメリットは4つあります。
- ドライバーの運転負担の削減
- 燃費の改善
- CO2の削減
- 渋滞の緩和
最初は『後続有人隊列走行』といって全トラックにドライバーが乗った状態にして、社会に受け入れられるようにします。この段階ではドライバーの需要はまだ大きいですが、いずれ無人での隊列走行となり最終的に自動運転の未来がやってきます。
そうなるとドライバーは不要の社会になります。
電車・バス・タクシー運転手
トラック以外の運転手も自動運転が進みなくなります。
自動運転はレベル0~5まであります。
- レベル0:全てドライバーが操作
- レベル1:ハンドル操作、加減速どちらかをシステムがサポート
- レベル2:ハンドル操作、加減速どちらもシステムがサポート
- レベル3:特定の場所でシステムが全操作、緊急時はドライバーが操作
- レベル4:特定の場所でシステムが全操作
- レベル5:どこでもシステムが全操作
現在の新車にはレベル2が搭載されています。2020年に日本の法規制が改正され、レベル3の自動運転が解禁となりました。
現在レベル3の開発が最も進んでいるのがホンダで、今年中に発売するということを社長が名言しています。実現すれば世界初ですね。
このように、自動運転の未来はすでに確定した未来です。将来は、人間が運転する方が危険な社会になるでしょう。(世界の交通事故死亡者数:125万人/年)
会計士
基本的な会計はすでに自動化されています。また、法人の経理業務の単価は年々下がっています。
数字の勉強や会計の勉強をすること自体は良いと思いますが、それだけでは食べていけない未来になります。
また、会計監査は会計士の独占業務ですが、今後は確実にAIに置き換わります。なぜなら数字が正しいかどうかをチェックするタスクは、AIが最も得意とする分野だからです。
事務員
総務、経理、医療事務をはじめ、数字を計算&管理する職種はなくなります。なぜなら答えが1つのタスクでは、正確性もコストもAIに勝てません。
たとえば、労務管理や給与計算はクラウド上で自動計算&管理できます。在庫管理やシミュレーションも近いうちに人がやらなくてよくなります。
とはいえ、ITやクラウドを管理する人は必要なので、社内に1~2名はいると思います。
なくなる仕事・職業はAIが代わりにやってくれる
AIの苦手分野で働くことです。
AIが得意なこと
- データに基づいた演算処理
- 膨大なデータの記憶
- データを照合して共通点をみつける
AIが不得意なこと
- 創造的な作業
- 「好きや嫌い、何となく」等の感情的な部分
- 文章を解釈して課題をクリアすること
計算・確率・推論はAIに任せて、クリエイティブ・不確実な仕事を人がやる社会に変わっていきます。
「そうかもしれないけど、まだ2, 30年先じゃない?」そうかもしれません。でもそうじゃないかもしれない。自動運転は2030年に実現する話もあります。
一方、僕たちの寿命はのびており、人生100年とも言われていますね。働く期間も一緒に長くなるわけで、その時に仕事がなくなるとマジで詰みます。
ちなみに、中国では自動運転のバスやタクシーがすでに走っています。
将来なくなる仕事・職業5選(まとめ)
- 店員、販売員
- 運送業者の運転手
- 電車・バス・タクシー運転手
- 会計士
- 事務員
2020年4月、GAFA+Mと呼ばれる米国のIT企業5社の時価総額が、日本の東証1部上場企業ぜんぶの時価総額を初めて上回りました。
情報技術の発展は今後も指数関数的に進んでいき、様々な業界で変革が起こります。変化に乗り遅れないこと、そのために情報を取って勉強することが大切ですね。
というわけで、今回は以上です。
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