本記事の内容
- 薪ストーブの煙突掃除の仕方、手順
- 煙突掃除に必要な道具について
記事の信頼性
【薪ストーブのある家】煙突掃除の仕方、道具はこれだけでOK!(完全版)
2019年に初めて煙突掃除を行いました。
「どうなることかなぁ」と最初は不安でしたが、30分くらいで簡単にできました。
【薪ストーブのある家】煙突掃除の仕方は2通り
煙突掃除を下から行う
- 屋根に登る必要なし
- 室内が煤で多少よごれる
- 曲がっている煙突向け
薪ストーブ付近の煙突を外して、室内から下から上へと煙突掃除します。
屋根に登れない場合、急こう配で安全に掃除できない場合に行います。
煙突掃除を上から行う
- 煤がキレイに落ちる
- 外した煙突トップや道具を置く屋上スペースが必要
- まっすぐな煙突向け
煙突のトップを外して、屋外から上から下へと煙突掃除します。
陸屋根など安全に作業が行える場合はおすすめです。
これから薪ストーブのある家を建てるなら、煙突部分は陸屋根が良いと思います。
【薪ストーブのある家】煙突掃除に必要な道具
- 軍手、マスク、汚れてもいい服装
- プラスドライバー
- 煙突掃除ブラシ
- 煙突棒
- ワイヤーブラシ
- 耐熱塗装スプレー
- 大きめのタオル
- 新聞紙
- 脚立
煙突掃除中は、煙突内でブラシを動かす度に煤が舞います。
風がない日だと空気中に漂って、服が黒く汚れます。
新聞紙や大きめのタオルは、煙突トップや道具を置いたり塗装スプレーを塗布する時に地面に敷きます。
脚立は、屋根に登る時に必要な場合に使います。
【薪ストーブのある家】煙突掃除の仕方
ぼくは上から行いました。
掃除しやすい陸屋根にしたので足場は安定。上空は風が強かったので、新聞紙など飛ばないように気をつけました。
step
1煙突トップを外します
上の円柱部分がスポッと外れます。
プラスドライバーが必要なので、持って屋根に上がりましょう。
step
2耐熱塗装スプレーを噴霧してメンテナンスします。
紫外線や熱のダメージを受けています。この機会に耐熱塗装スプレーでメンテナンスしました。
step
3ワイヤーブラシを煙突棒につなげます。
ブラシはサイズがあります。煙突に合ったサイズのものを選んでください。
煙突棒は煙突の長さから必要数を計算して2つ買いました。
一気に連結したのは失敗でした。持ち上げた時にブラシの重みで煙突棒が曲がりました。
下へ掃除して行く度に長くしていくことをオススメします。
step
4煙突につっこみ、上下に動かしながら掃除していきます
step
5薪ストーブまで到達すると終了
写真 「カコン」という手ごたえを頼りにします。
薪ストーブ内部の掃除
薪ストーブを分解します。ドブレ640はドライバー無しで分解でき、1つ1つ丁寧に外していきます。
表面についた煤をワイヤーブラシで綺麗に落としていきます。 画像はバッフル板です。(左:掃除前、右:掃除後)
薪ストーブ奥にあるパーツ。大きいので気をつけて出します。
しばらく陰干しして元に戻します。
【薪ストーブのある家】煙突掃除を業者に頼んだ時の料金
業者に頼むと、25,000円前後が相場です。
もし頼むなら、シーズン前ではなくて需要が分散するシーズン後がおすすめです。
ちなみに今回の煙突掃除にかかった費用は、ざっくり15,000円です。
脚立を抜くと10,000円で揃いますね。
【薪ストーブのある家】煙突掃除を終えた反省と学び
2019年は煤の量がとても多かったです(^_^;)
乾燥が十分でない広葉樹を燃やしたためだと思われます。針葉樹も多く燃やしました。
煙突掃除は8月に行ったので、とても暑く大変でした。2020年は梅雨前に行います。